ダフ屋(ダフや)とは、スポーツの試合やコンサート、イベント列車の人気チケットを転売目的で入手し、その会場近辺などの場で、チケットを買えなかった人、買いたい人に違法に売りさばく者、または業者のこと。
ダフ屋がチケットや券を不正に売りさばいたり、売りさばこうとする行為を、ダフ屋行為と呼ばれる。また、ダフ屋からチケットを購入した買い手も場合によっては迷惑防止条例などで禁止されているダフ屋行為と見なされることもあり、処罰の対象となりうる。
「だふ」という言葉は、単純にチケットや券の意である「ふだ(札)」を逆にした倒語、隠語と言う説(ショバ代が場所に、ゴト師が仕事に由来しているのと同じ)と、企業等が発行する社債を額面金額より高く発行する打歩発行からきている説がある。
以下の2つの項目が、1つでも当てはまればダフ屋行為に該当する。
転売目的でチケットや券を、公衆に対して発売する場所において購入すること。
公衆の場で、チケットを他者に転売すること。
ただし違法になるかどうかについては、条例の内容が各都道府県によって異なるので、一概には言えない。金券ショップなどは、正当な営業行為である「古物売買」に当たるとされる。
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インターネットオークションで不要なチケットを出品する場合は、ダフ屋行為と見なされない場合が多いが、多数出品した場合、あるいは購入価格より高額で出品した場合はダフ行為とみなされる場合がある。多数、あるいは高額になった場合は、特定商取引法に抵触する場合もある。
ダフ屋の特徴 [編集]
かつては暴力団関係者が多いとされ、ダフ屋行為は暴力団の資金源の一つとして、警察庁から目を付けられている。そのため、逮捕されることを覚悟してダフ屋行為に携わる人間も多い。
近年はインターネットの普及に伴い、インターネットオークションで高額なチケットを小遣い目的で売りさばくなど、一般人のダフ屋も増加している。暴力団関係ではない一般人のダフ屋を指して「シロダフ」(素人?シロウト?のダフ屋)とも呼ばれる。彼らは大抵小遣稼ぎのためにダフ屋行為に走るが法律をよく理解していないことが多く、警察に捕まって初めて「違法である」ことを知る場合が多い。
2005年2月には、サッカーワールドカップアジア最終予選日本対北朝鮮戦の観戦チケットをネットオークションに出品した会社員が逮捕されている。「小遣い稼ぎの目的のため」という安直な動機でしかも犯罪意識がなく、ダフ屋行為に手を染める者が増えている。